宮崎は今、嫁が萌え出で、色とりどりの花が咲き誇りそして「宮崎国際音楽祭」のさ
なかで、音楽も溢れています。そのような中で第9回「ドキュメンタリーフォトフェス
ティバル宮崎」を開催することができました。これもひとえにたくさんの方々のご支
援とご協力のお陰と感謝申し上げます。
昨今の社会情勢は環境破壊やイラク戦争、格差社会、老後の不安など問題が山積し
ています。夢と希望を持って生きることの大切さと難しさを痛感しているのが現状
です。ここであらためてドキュメンタリー写真を鑑賞することで生きる意味を感じ
取る一助としていただけたら幸いです。
私たち実行委貞会は今までに日本国内外から秀逸した写真家に来ていただきドキ
ュメンタリー写真を展示し、講演会や交流会を行ってきました。
今回は待望の橋口譲二氏とインドネシアからリオ・ヘルミ氏に来ていただき写真
展、講演会とワークショップを開催します。
橋口譲二氏には写真集「視線」の写真を展示していただき、「写真に写しこまれた感
情を共通言語にして対話を重ねる」をテーマにワークショップもしていただきます。
今までに海外で若い世代を対象にワークショップを数多く手掛けてこられ、その成果
は社会的にも高く評価されています。
リオ・ヘルミ氏には「魂のバリ島」と題したバリの祭事等の写真を展示していただき
ます。折りしも今年は日本とインドネシア友好50周年の年にあたります。この機会に
氏に来ていただくことができて嬉しく思っています。
なるべくたくさんの方々に参加していただいて写真をもっと身近に感じて楽しん
でいただきたいと思っています。
最後になりましたが、呼びかけ人の皆様をはじめ、曲を作曲し演奏してくださった
日向ぼっこ、協賛していただいた各社、後援の各機関、それに私たちの開催趣旨に賛同
していただいたMフォト会員のみなさまに深く感謝申し上げます。
2008年5月21日
「ドキュメンタリー フォトフェスティバル宮崎」実行委員会
代表 塩田幸代